歯周病
”生涯ずっとおいしくご飯を食べたい”
と思いませんか?
では、どうすれば
おいしくご飯を食べ続けられるでしょう?
それはすでに研究があり、
高齢者において歯の喪失が10歯以下であれば食生活に大きな支障を生じないといわれています。
では、もっと深堀して
歯を失う原因は、何か考えたことはありますか?
その9割は、”むし歯”と”歯周病”で占めています。
つまり、”むし歯”と”歯周病”に気をつけていれば、
”生涯ずっとおいしくご飯を食べれる”可能性が高いということです。
その中でも歯周病は、
●歯を失う原因 第1位、
●30歳以上になると47%、
●国民の2/3
がなっているといわれており、
生涯おいしくご飯を食べ続けるには、
歯周病は、切っても切れない関係になります。
歯周病とは?
歯周病は歯周病菌という菌による感染症です。
お口の中の歯垢(プラーク)・歯石など、細菌の塊によって、
歯肉,セメント質,歯 根膜および歯槽骨よりなる歯周組織に起こる疾患をいいます。
つまり、
お口の中の歯周病菌により歯の周りの組織が破壊され、骨が溶ける感染症です。
【STEP 1】初期段階では自覚症状はほとんどなし
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【STEP 2】歯ぐきに炎症が起こり、歯ぐきが腫れたり出血が起こる。歯ブラシ時に出血がおきる
▼
【STEP 3】歯槽骨(歯を支える骨)が溶ける
▼
【STEP 4】最終的には歯がグラグラになって抜け落ちる
▲正常
▷▷▷
▲重度歯周病
歯周治療
歯科衛生士さんは、
お口の中のお掃除しているだけ!
クリーニングじゃなくて、
はやく治療してほしい!
と思ったことありませんか?
当院では、ただ汚れを落としているのでなく、
しっかり初診時に歯周病の検査を行い、
①歯周病があった場合は、その原因を考えた上で歯周病治療、
②なかった場合は、今後も歯周病にならないために歯周病予防処置
を行っていきます
むし歯処置と違って見た目で変化がわからないので、ただお掃除しているだけと思ってしまうかもしれませんが、歯周病の治療をしているのです。
また、歯周病がある状態で詰め物をしてしまうとクオリティーの高い詰め物はできません。これは、家を建てる時に例えるとわかりやすいかもしれません。歯周病は炎症なので”火事”、家を”歯の詰め物”とすると、火事が起きている時に家を建てますか?すぐに引火して家(詰め物)がダメになってしまします。まずは、火事(歯周病)を鎮火させないといけません。
歯医者=むし歯治療
と思っている方が多いかもしれませんが、
1番歯を失う原因は歯周病であり、歯周病はある程度進むと、むし歯のように修復することができません。
何歳になっても自分の歯で美味しくご飯を食べれるように、
当院では、患者さんのお口の健康を守るサポートを行います。